闇雲に「継続」するなかれ

「継続は力なり」という言葉がある。確かにその通りだ。しかし、それも一方では、一面の真実に過ぎない、かもしれない。

限られた人の一生にあって、人にできることには、自ずと限りがある。それに無自覚に、思いつくままに手を出して、それを「継続」しようとしていたのでは、何事もなしえないだろう。それなら「三日坊主」で止めてしまった方がよい、こともある。たとえ「百年」つづけてきたことであっても、いかなる結果をも生みださないと分かったならば、「打ち切る」覚悟が肝要だ。

げにも人生とは、決断である。